巨人・田口麗斗投手（２２）が２７日、“熱血塾”を開講した。
Ｇ球場の室内練習場で２年目の与那原と新人左腕の大江を相手に約３０分間、キャッチボールを行いながら、投球動作中の指先や手首の使い方を身ぶり、手ぶりで説明。
「キャッチボールが投手の一番の練習。少しでも本人たちのためになればいいですし、僕も彼らの話を聞いてプラスになるかもしれない。これも勉強」。
今季は菅野のキャッチボールの相手を務めるなど、基本練習の重要性を学んだ。その経験を今度は後輩に還元した。

　“受講生”の与那原は「スナップを利かせて『ビュッ！っていう感覚で投げるように』と教わりました。田口さんのスピンがかかって伸びていく球は本当にすごい。勉強になりました」と感謝しきりだった。
今季１３勝を挙げた左のエースは後輩育成について「これから（徐々に）やっていければ」。兄貴分としても日々、たくましさを増していく。

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